お知らせ・コラム

2025/12/11

Sarry's notes #5.名前のはなし

子供の頃は犬を飼っていた。

名前はジロ。

今から50年以上前のこと、犬は外の犬小屋で暮らし、家族のご飯の残り物を食べている、そんな時代だ。

その頃幼稚園に通う私の写真にはジロが写っている。

ジロと2.jpg 

ジロにとって私は遊び相手だったようで、私より大きな身体のジロにスカートを捲られてはキャーキャー言ったり、留守番の寂しさから犬小屋の前に座り込んでは私のお喋りを延々と聞いてくれる、心優しい犬だった。

ジロという名前をつけたのは父だった記憶があり、なんでジロなの?と聞いたことがある。すると当時の仕事の取引先の清水さんという方からたくさんの仔犬が生まれたので引き取って欲しいと言われたそうで、清水さん→変換され→清水次郎長の「ジロ」なんだそうだ。清水次郎長って。。。

ジロは子分を思う親分気質というよりは家族想いの頑張り屋の番犬という感じだった。

当時時代劇でも人気だった清水次郎長からジロって名付けられた犬、絶対いないだろうって思ったものだ。。

 

同じジロという名前では、南極物語で有名な、南極に取り残されタロと共存しながら1年後に救出された樺太犬の名前でもある。

 

ジロという名前はきっと頑張り屋のパワーを持っているのね🐶

 

 

172434_0.jpg

我が家の猫の名前の由来、まずはレイ。

レイを家族に迎えた時は、ちょうど大きな仕事が一段落し心にぽっかり穴が開いてしまった気持ちだった。

その時仕事で関わった舞台の登場人物の名前がレイだったので、そこから名付けた。

レイはray光という意味があるが、私にとってレイはまさに光のような希望の存在となった。また不思議なもので、レイを迎えてレイ0 として私の大切な人生がこの時ゼロからスタートしたように思う。

 

172435_0.jpg

1年後に迎えたイブ。イブは当時の職場の上司がつけた。レイとの組み合わせがいい名前と考えてくれたのだが、私は正直「イブって雰囲気じゃない気がする‥」と思ったものだ。イブは名前を呼んでもなかなか反応せず、自分の名前がイブと認識してくれないまま時は過ぎた。

ある時、名前をあだ名風に色々アレンジして呼んだりしていたら「ギョン」という響きに、にゃーん🎵と反応した。ギョンちゃん?にゃん! あれー?ギョン! にゃっ!と軽やかに返事をするではないか。

それ以来、イブ、ギョンと2パターンで呼ぶようになったけれど、ギョンという呼びかけには必ず振り向く不思議なイブであった。

 

そしてふと先日名前の意味を調べてみたところ、、

イブはアダムとイブにも現れているように、“命のはじまり”という意味を持っていて、語源を辿ると古代ヘブライ語で「Chavah(ハヴァ)」から来ており、それは「呼吸する」「生きる」という意味なんだそう。

私の猫人生で生きると決めたきっかけはレイとの出会いだけど、その光にイブが呼吸をして動き出させてくれたのかも!と少し嬉しくなった。

そして韓国語ではギョンは光、尊い、静かな敬意という意味があることも知った。

 

ふとつけた名前かもしれないが、毎日呼ばれる名前の波動とか声の響きは動物たちにも少しは関係してくると思うのだ。

レイとイブは2匹とも私に光を与えてくれる存在なんだなーと、ますます愛おしい気持ちになった♡

ベッドに横たわっている猫

AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

 

 

ねこの名前にまつわる絵本2冊をご紹介📕

竹下文子さん作:なまえのないねこ

いとうひろしさん作:ねこのなまえ

 

どちらも名前の大切さを感じさせてくれます。

自分の名前は自分でつけられない、最初の贈り物、

そして名前を呼んでくれる人がいて、名前は育っていくんだなと思いました

 

屋内, 猫, テーブル, 座る が含まれている画像

AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

 

みなさまのご家族のお名前はどんな意味合いがありますか?👣

よろしければ教えて頂き、お世話の際はわたしもたくさんお名前を呼ばせて頂きたいと思っています。

 

急な年末年始のご予定などで動物のお留守番をお困りの際も、お気軽にお問い合わせくださいね📲

できる限り対応させていただきます🏃