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2025/12/28
Sarry's notes #6.シニア猫との冬じたく
今年もあとわずか数日…!
本格的に寒くなってきましたね🧣
我が家の愛猫はハイシニア🐈なので、高騰する電気代が気になりつつも室内の環境は暖かさをキープしています。
私は暑がりなのですが、そこは猫ファーストで、室内は猫が快適な温度の20〜25度、そして乾燥対策にはこの時期は室内洗濯干しも助かりますね🧺(部屋の見映えなどは気にしていられなかったりします!笑)
室内には猫用のいくつかモフモフ寝床、や毛布を置いていますが、シニア猫は高さがあるベッドは苦手です。
今年はこちらがお気に入りベッド。
潜れるしゴロゴロもできて、伸び伸びサイズも対応できる大きさが快適なようです❤️
↑ちゃんと寝てます笑
ベッドだけでなくトイレの高さも気にしています。
シニア期以前は安心できるかなと囲まれているトイレや砂かきが十分できるサイズのトイレなど様々試しては使用していましたが、今はトイレの入る“高さ”を最優先しています。
ストレスなく楽に出入りできるもの🧻がシニアには良いように思います。
それでももっともっと低いトイレがあってもいいのにな、と思う今日この頃。
そして冬場は猫ちゃんのトイレの回数が増えたら要注意!
特に寒さからくる膀胱炎や腎臓などが弱った身体のわかりやすい合図ですので、そのような場面があった時は迷わず動物病院の受診をお勧めします🏥
また猫の健康管理の一つとしては、やはり触れることも大切だと思っています☺️
シニア猫は1週間に一度は体重を測って増減を気にしていることが必要なのだそうです。猫の100gの体重変化は人間の1kgになると言われています。
僅かな違いでも猫にとっては大きく、特に食事制限などせずに痩せてきている際も早めに病院で診て貰うと安心ですね。
さらに愛猫ちゃんの通常の心拍数を知っておくと、「呼吸がなんとなくいつもより早いな?」などと異変に気づく事もできると思います。
落ち着いている際の猫の15秒間の呼吸を目でカウントして、その4倍が1分間の心拍数です🕰️
そして触れながらの「ながらマッサージ」もお勧めです☆
猫とのスキンシップの意味もあって私も毎日猫を撫で撫でしながら「(痛みなどあり)嫌がる箇所はないかな?」と確認しています。
マッサージに関しても少し勉強したことがあるのですが、今は関連書籍も充実しているので自分なりに試してみる事もできますね。
猫は飼い主を見つめる際に見上げる行動が多いので、肩や首辺りのツボを軽くおすだけで、とても気持ちがよさそうにしてくれます。
シニア猫になれば体の柔軟性も落ちてくるので、寝ていて立ち上がって歩く時などは油が切れたように?カクカクっとしてからしばらくしてスムーズに歩き出したり、少しよろめいたりする姿が見られます。
なのでツボ同様、関節をやさしく摩ってあげるなどして、ふれあい時間を楽しんでいます✨
★★★
マッサージ本に紹介されていた簡単なグッズをご紹介します✅
綿や麻100%の巾着袋の中に小豆を入れた「小豆カイロ」です😊
例えば9㎝×12㎝の巾着では40gほどの小豆が目安です。
この小豆カイロをレンジで温めて(上記のサイズの巾着で500wで2〜30秒目安)腰やお腹周り、ツボなどにも沿ってじんわりと温めて使用します。
冷えは不調の原因でもあるので、代謝を上げるのに効果があるとのこと。
使う際には、温め過ぎの火傷などには十分気をつけてくださいね。
動物も長寿時代になりましたが、個人的には大人猫や老猫が大好きなシッターです。味わい深く成熟した個性をまとった姿はたまりません❤️
日本動物愛護協会より高齢動物の犬猫には、長寿表彰状を授与されますので、気になった方は申請してはいかがでしょうか?↓
飼い主様と動物との暮らしもこれからはますます長い時間となっていくと思いますが、シッターとのお付き合いも末永く繋がって頂けたらとても嬉しく思います。
ご家族様ご不在の際も動物たちのいつもの暮らしに寄り添うお世話を心がけております。どうぞよろしくお願いいたします👣🐾
2025/12/11
Sarry's notes #5.名前のはなし
子供の頃は犬を飼っていた。
名前はジロ。
今から50年以上前のこと、犬は外の犬小屋で暮らし、家族のご飯の残り物を食べている、そんな時代だ。
その頃幼稚園に通う私の写真にはジロが写っている。
ジロにとって私は遊び相手だったようで、私より大きな身体のジロにスカートを捲られてはキャーキャー言ったり、留守番の寂しさから犬小屋の前に座り込んでは私のお喋りを延々と聞いてくれる、心優しい犬だった。
ジロという名前をつけたのは父だった記憶があり、なんでジロなの?と聞いたことがある。すると当時の仕事の取引先の清水さんという方からたくさんの仔犬が生まれたので引き取って欲しいと言われたそうで、清水さん→変換され→清水次郎長の「ジロ」なんだそうだ。清水次郎長って。。。
ジロは子分を思う親分気質というよりは家族想いの頑張り屋の番犬という感じだった。
当時時代劇でも人気だった清水次郎長からジロって名付けられた犬、絶対いないだろうって思ったものだ。。
同じジロという名前では、南極物語で有名な、南極に取り残されタロと共存しながら1年後に救出された樺太犬の名前でもある。
ジロという名前はきっと頑張り屋のパワーを持っているのね🐶
我が家の猫の名前の由来、まずはレイ。
レイを家族に迎えた時は、ちょうど大きな仕事が一段落し心にぽっかり穴が開いてしまった気持ちだった。
その時仕事で関わった舞台の登場人物の名前がレイだったので、そこから名付けた。
レイはray光という意味があるが、私にとってレイはまさに光のような希望の存在となった。また不思議なもので、レイを迎えてレイ=0 として私の大切な人生がこの時ゼロからスタートしたように思う。
1年後に迎えたイブ。イブは当時の職場の上司がつけた。レイとの組み合わせがいい名前と考えてくれたのだが、私は正直「イブって雰囲気じゃない気がする‥」と思ったものだ。イブは名前を呼んでもなかなか反応せず、自分の名前がイブと認識してくれないまま時は過ぎた。
ある時、名前をあだ名風に色々アレンジして呼んだりしていたら「ギョン」という響きに、にゃーん🎵と反応した。ギョンちゃん?にゃん! あれー?ギョン! にゃっ!と軽やかに返事をするではないか。
それ以来、イブ、ギョンと2パターンで呼ぶようになったけれど、ギョンという呼びかけには必ず振り向く不思議なイブであった。
そしてふと先日名前の意味を調べてみたところ、、
イブはアダムとイブにも現れているように、“命のはじまり”という意味を持っていて、語源を辿ると古代ヘブライ語で「Chavah(ハヴァ)」から来ており、それは「呼吸する」「生きる」という意味なんだそう。
私の猫人生で生きると決めたきっかけはレイとの出会いだけど、その光にイブが呼吸をして動き出させてくれたのかも!と少し嬉しくなった。
そして韓国語ではギョンは光、尊い、静かな敬意という意味があることも知った。
ふとつけた名前かもしれないが、毎日呼ばれる名前の波動とか声の響きは動物たちにも少しは関係してくると思うのだ。
レイとイブは2匹とも私に光を与えてくれる存在なんだなーと、ますます愛おしい気持ちになった♡✨
ねこの名前にまつわる絵本2冊をご紹介📕
竹下文子さん作:なまえのないねこ
いとうひろしさん作:ねこのなまえ
どちらも名前の大切さを感じさせてくれます。
自分の名前は自分でつけられない、最初の贈り物、
そして名前を呼んでくれる人がいて、名前は育っていくんだなと思いました☺️
みなさまのご家族のお名前はどんな意味合いがありますか?👣
よろしければ教えて頂き、お世話の際はわたしもたくさんお名前を呼ばせて頂きたいと思っています。
急な年末年始のご予定などで動物のお留守番をお困りの際も、お気軽にお問い合わせくださいね📲
できる限り対応させていただきます🏃♀️
2025/11/23
J-WAVE 81.3FM STEP ONEに出演させていただきました📻
陰キャの管理人が頑張りました😉
オンエア終了後、タイムフリーで自分で聴き直してみましたが。。。
挨拶の段階でしゃべるタイミング見失い😂
喋るの遅すぎ😂
普段、打合せなどでは早口になってしまうのでゆっくり喋ることをを意識していたのですが・・・
予想以上に遅すぎて焦りました💣
人に何かを伝えるって難しいですね☁
番組公式ページで書き起こしていただいていたのでご興味のある方は覗いてみてください👀
↓↓↓
https://www.j-wave.co.jp/original/stepone/workers/
とはいえ、これを機会に中目黒・祐天寺~自由が丘エリアのみなさまに知っていただけると嬉しいです🐱🐱
中目黒・祐天寺はホームページでコラム「Sarry's notes」を書いてくれているキャットシッターSarryさんが新しくスタッフに加わったところ。
自由が丘は、紐使いのシッターSachiさん(自作の紙紐オモチャで多くのネコちゃんを虜にしています😻🎣)が主に担当しています。
管理人は、主に二子玉川エリアでお世話をさせていただいています😌
近隣の方は、お気軽にご相談ください📲
※年末年始は大変混みあっております。
ご予約枠残りわずかなため、ご利用検討中の方はお早めにご相談ください🙇
そして現在、秋のWEDDINGシーズン終盤🍂💍
本日もリングドッグのプードル君のサポートに今から向かいます🐩
落ち着いたら各わんにゃんの活躍をまたインスタにアップします。。
滞っていてスミマセン😿


2025/11/20
Sarry's notes #4.動物の医療費をめぐる世界と日本の現実
ペットの体調が悪いとき、飼い主として一番に思うのは「この子が少しでも楽になりますように」ということだと思います
我が家の猫たちは、自然療法のひとつであるホモトキシコロジーでも体調管理をしています
効果を実感している反面、日本では認められていない医療のためすべて実費、そして負担がとても大きいという現実があります‥…
「本当はもっとしてあげたいのに…」
これは、どのご家庭でも共通する、深い悩みではないでしょうか
こうした想いから「動物の医療費って、世界ではどう扱われているんだろう?」と調べてみました🔍
■ 日本では動物の医療費は“完全に自己負担”
日本の税制では、動物は法律上「物」として扱われています
そのため、動物病院で払う医療費は 医療費控除の対象外
どれだけ家族同然の存在でも、人の医療費のような税的支援はありません
もちろん自治体によっては、TNR への補助金や譲渡後の一部費用支援などはあります
ただ、一般的な家庭のペット医療費が軽減される仕組みはほとんど存在しません
■ 海外ではどこまで進んでいるの?
結論から言うと、
「一般のペット医療費を控除できる国」は、実はほとんどありません
ただし、いくつかの国に興味深い流れがありました!
● スペイン(一部の自治州) 🇪🇸
2022年に「動物は感情を持つ存在」と法律で明確に位置づけたのをきっかけに、
アンダルシア州やムルシア州では
**獣医費用の30%(上限100ユーロ)**を所得税から控除
という制度を開始
“税制の面から動物を家族として認める”非常に珍しい例だそうです
● アメリカ・カナダ・イギリス 🇺🇸🇨🇦🇬🇧
一般ペットは控除されませんが、
・盲導犬・聴導犬
・精神疾患の補助をする犬
など 人を助けるサービスアニマルの医療費は控除対象
つまり、「人の医療の一部」として扱う特別な枠組みです
● フランス 🇫🇷
ニュースで注目されましたが、ペットショップでの犬猫の生体販売を段階的に禁止
動物福祉のレベルは非常に高い一方、医療費控除については日本と同じく認められていません
“動物を守る制度進化” と “税制の変化” は別軸という典型的な例です
■ 動物福祉と税制は、必ずしも同じ方向に進まない
これが今回わかった一番のポイントでした
・福祉制度・譲渡制度・生体販売の規制…は先進国並みに進む国も
・でも税制は保守的で医療費控除は認めない
というケースが、世界ではむしろ普通のようです
だからこそ、スペインのように税制で前進した地域は“例外的な成功例”とも言えるのかもしれません
■ では、動物と暮らす私たちにできることは?
医療費控除の問題はすぐには変わりません
でも、私たちにできる行動はあるはずです
① 信頼できる情報と療法を選ぶ
動物医療は幅が広く、自然療法・西洋医学・統合医療など選択肢も増えています
まずは「自分の子に本当に合うもの」を見極めることが支えになります
② 予防医療を重視する
早期発見・早期ケアは結果、全体医療費を大きく減らし、動物の苦痛も減らします
定期検診・口腔ケア・環境改善を日常的に✅
③ 地域や自治体のサポートを活用する🏘️
(意外と知られていない)TNR補助、譲渡後の支援、避妊去勢助成金などの制度を見逃さない
④ 正しい知識を発信し、社会の意識を動かす
今回こうして調べてみて感じましたが、意識が変われば制度が変わる下地になるんだと思います
私たち一人ひとりが「動物を家族として扱ってほしい」という声を届けることが、未来の法改正につながる筈です!
動物の医療費は、誰にとっても決して他人事ではありません🏥
「この子のためにしてあげたい」という気持ちと、「でも経済的に限界がある」という葛藤は、多くの家族が抱えているものだと思います
だからこそ、
世界の状況を知ること、
日本の現実を見つめること、
そして私たちができることを積み重ねることが、
動物たちがより安心して暮らせる未来をつくっていくのだと思います🐾
2025/11/13
Sarry’s Notes #3.芸術の秋、国宝
「国宝?ワタシはいつでもお母さんの宝だけど?✨」
2025年を振り返る季節となりました。
今年の映画で話題作といえば、やはり「国宝」でしょうか🎞🎬
️
6月の公開からなおロングヒットを続け興行収入も邦画実写の歴代最高記録を塗り替える勢いです。
私もこの映画は大画面でしっかりと映像美も含め堪能いたしました。
日本の伝統芸能でありながら現在はどこか特殊な娯楽に位置付けられている、
歌舞伎と世襲(血縁)が映画の核となっています。
歌舞伎役者ではない俳優さんが、見事に「歌舞伎役者」演じていることに感動しました🥹
私は若い頃に歌舞伎の世界で仕事をしていたことがあるのですが、舞台で演じられる歌舞伎が面白くて魅了されていたかというと、、、そうでもありませんでした笑😅
それより舞台に向かう役者の方々の姿勢や残っている風習、お芝居の中に隠れている美学などがとても好きでした。
楽屋口には神棚があり毎日手を合わせてから舞台に臨む。
楽屋の暖簾一枚で役者部屋と控え部屋が分かれていますが、その暖簾一枚を境に、スポットライトを浴びる“舞台”への敬意が芽生え、自然と振る舞いにも表れていたと思います。
また夏の暑さが増してくるとスーツ姿で働くスタッフだって汗だくです💦
そんな時に楽屋に「暑中につき無礼講」という貼り紙が出されるのです📝
楽屋内での行動や身だしなみが多少崩れても良しとしますよ、という意味です。
するとスタッフもスーツのジャケットを脱いだり、役者は部屋着から浴衣で歩くことが許されるのです👘
暑がりのわたしは貼り紙が出るのをよく待っていたなぁ☀️
名優と言われた歌舞伎役者の女形さんは、心中する物語を演じる際は舞台袖で氷水で手を冷たくして舞台に出ていくと聞いたことがあります。
共演する立役(男役)に自分の冷たい手に触れた際に、心中する覚悟の想いをより強く感じて頂けるからという工夫です。
またある芝居の中で「雪道を下駄で歩く」というシーンがあり、実際に雪の日に下駄で歩く練習に付き合ったことがあります☃️
雪の感触からの下駄の足捌きや体感を味わいたかったのでしょう。
*二代目市川團十郎
早口言葉で有名な「外郎売」という歌舞伎の演目があります。
現在でもアナウンサーの滑舌の練習に使われていますが、歌舞伎十八番と呼ばれる演目の一つです。
この演目は今から300年ほど前に二代目市川團十郎によって初演されました。
初代の市川團十郎という人は当時のスーパースター&アイドルのような人だったそうです💡今で言うキムタク?!(ちょっと古いかもしれませんがまさに国民的スター)
初代市川團十郎の着ている服や髪型をみんなが真似するという、まさにブームの火付け役!二代目團十郎はその息子ですが、初代が亡くなってから二代目を襲名し得意とした演目が外郎売でした。
その二代目市川團十郎の外郎売で面白いエピソードが残っています。
ある時、外郎売で颯爽と花道に登場した二代目團十郎に、酒に酔った観客の一人が見どころの早口言葉を先に全て客席から言ってみせた😳
一瞬静まり返った場内に向かって、二代目團十郎はゆっくりと落ち着いて一言
「半畳賜りありがとうございます」
と言って、逆さまから全ての早口言葉を誦じてみせ、観客は舌を巻き拍手喝采となった👏というものです。
役者の演技に対して観客が不満を表す際に、畳を投げ入れる仕草から「半畳を入れる」という言葉が生まれました。
二代目團十郎は観客の野次にお礼のパンチを入れてから、ギャフンと言わせる切り返しをしたというワケです🤛
これはわたしの大好きなエピソードなのですが、聞いた時は
なんてカッコイイんだろう!これぞ江戸っ子!粋だなぁ〜”と痺れてしまいました😍
映画、美術、芸術🎨
過ごしやすい季節の今はお出かけにもピッタリですね🍂
お出かけの際のペットのお留守番はしっかりサポートさせていただきます🐾
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